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生活習慣病遺伝子検査
この遺伝子検査は、将来、生活習慣病にかかりやすい遺伝的リスクがどの程度あるのかを知る検査です。当院では、大阪大学医学部の研究をもとに作られたサインポスト社の遺伝子検査を実施しております。生活習慣病に関連する代表的な遺伝子を肥満(脂肪燃焼低下)、酸化ストレス(細胞内、血管内、脂質)、高血圧、動脈硬化、脂質異常、高血糖(インスリン抵抗性)、血栓、歯周病、アレルギー、骨の12に分類し、日本人平均と比較して4段階に分けて評価することで体質が一目でわかるように作られています。
当院では、従来から定期的に健康チェックを行い、食事、運動などのアドバイスも含め丁寧な結果説明を行い健康管理をしています。40歳を過ぎると、体型の変化や体調不良が気になり、自然と運動不足や偏った食習慣などの改善に意識が向いていきます。健康チェックの良いところは、自分の体に関する必要なデーターがしっかり蓄積されるため、体への理解が深まり、健康意識が高くなっていくことです。
病気は主に生活習慣(環境的要因)と体質(遺伝的要因)によって引き起こされます。遺伝子検査を取り入れることで、病気になりにくい、より効率的な管理が可能になるわけです。例えば、同じ肥満女性でも、糖尿病をきたしやすい危険因子をもっている人が肥満になると糖尿病になりやすいのですが、危険因子を持っていない人は肥満になっても糖尿病になりにくいという予測が立てられるわけです。さらにこの危険因子は、それぞれの病気について1つではなく複数あるので、それらをもとにより細かい解釈を行い、医療者でなくてはできない、質の高いアドバイスを提供することができます。また、必要に応じでサプリメントの処方なども行い、病気の予防、健康増進に役立てています。
※ 遺伝子検査は一度きりの検査ですが、その検査結果をもとにして、随時変化する血圧、コレステロール値、中性脂肪、ヘモグロビンA1c、BMI、喫煙本数などを考慮し、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞のリスク度判定を必要に応じて実施し、年毎の経過をみていくことも可能です。
遺伝子検査(動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞のリスク判定を含む)
料金:127,000円
遺伝子検査の流れ
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- (1)簡単な問診票と同意書に記入
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- (2)2mlの血液を採取
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- (3)2週間ほどで検査の結果が届く
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- (4)12項目の内容を4段階評価で表示
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- (5)動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの
リスクを62項目の遺伝子で判定
- (5)動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの