コラム

初めての婦人科受診。気がかりなことを総チェック！

初めての人も安心。婦人科の上手なかかり方

● 病院選びの決め手は評判。産科中心のところはNG

初めての婦人科となると、戸惑ってしまうのが病院選び。とりあえず大きな病院へ行っておけば安心、と思ってしまいがちですが、いきなり混雑している大学病院へ行くより、まずはじっくり話を聞いてもらえるよう比較的規模の小さい個人病院へ行くのも、一つの手です。そのとき注意したいのは、やはり評判。できるだけ多くの情報を集め、納得のいく病院を選ぶようにしましょう。そして、実際に診察を受けた上で気に入らなければ気軽に転院して構わないのです。
また、地域に密着する個人病院の多くは産科中心なので、目指す病院が婦人科を専門にしているかどうか、事前に確認したほうがよいでしょう。

● いざ婦人料へ。気を付けたいのは、こんなこと

受診の際、なによりも大切なのは、言うまでもなく、「自分の症状をしっかり把握しておくこと」です。腹痛なのか、生理不順なのか、いくつかの症状が重なっているのか、ただでさえ慣れない診察室で緊張しているだけに、しどろもどろになってしまう可能性は、大なのですから、症状はもちろん、気がかりなことや聞きたいことは、あらかじめメモをしておくといいでしょう。最終月経がいつだったのかすら言えないのでは困りものです。
女性と婦人科系の病気は切っても切れない関係にあるもの。いざというときに備えて、日頃から基礎体温表をつけておけば、診察する医師にとって、とても有効な情報になります。
そして、できれば、自分の症状から考えられる病気について、事前に下調べしておくことをお勧めします。少しでも知識があれば、医師との話もスムーズですし、短い診察時間の中で、より詳しい説明を受けることができるからです。

● 初めての婦人科受診。

1 自分の症状をきちんと把握し、伝えたいことや気になることはメモしておく
2 最終月経の時期は正確に言えることが基本。できれば基礎体温表を持参
3 内診に備え、服装は着脱しやすいものを。上半身は前開きのもの、下半身はパンツよりスカートがベスト
4 行く病院の評判は必ずチェック。気に入らなければ、気軽に転院を

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